・若手技術者の設計計算道場-圧密-(第5回目の岡山地域セミナー)講習会を、リモート開催で行いました。参加者は延べ38名でした。
・珠玖先生のリモート接続参加者の出席確認、西垣先生の挨拶、講師川岸様の紹介の後、圧密沈下計算に関する実務的な説明と計算事例の説明がありました。それらの概要は下記のとおりです。
・講習内容に関する質問や、感想等は下段伝言板に投稿できます。セミナー参加者以外の方も自由にどうぞ!
2021年度 第5回岡山地域セミナー 講習会概説
若手技術者の設計計算道場「圧密沈下の計算」川岸博史様(応用地質株式会社)

本講習会開催の意味は、「設計計算の原理を知らなくてもソフトさえあれば誰でも簡単に計算できるため、導き出された答えの妥当性を評価できない。」、設計ミスをを生み出す大きな要因となっているこのことを改善するためです。
(右図はリモート講習時の画面コピー)

講習の内容は、圧密沈下の原理が分かる、有効地中応力が計算できる、単純な地盤構成の地盤沈下量が計算できる、圧密沈下時間が計算できる、等を目指す内容です。具体的には、圧密沈下の概念、そのメカニズム、土質調査で明らかになった地盤構成、対象とする軟弱地盤から採取した土質資料で行った圧密試験から得られる各種試験値、それらを適用駆使して地盤沈下量やそのための時間を計算する、という構成となっています。
(講習内容に関する詳しい説明資料や演習問題とその解答説明は、参加者のみの配布となります。悪しからずご了承願います。)